今日の私 自宅療養248日目 ~2013年12月21日~
2014年 01月 02日
■自宅療養248日目
1)検査
・特になし
2)治療
①投薬治療
・プレドニン 10.0mg
・バクタ → 朝のみ
・パリエット → 朝のみ
・ゼロ―ダ
・ボナロン
3)体の様子
・傷口の痛み → 普段はほとんどない感じ。
・腕の筋肉痛 → 左の肩甲骨付近にやや違和感。
・足の筋肉痛 → 特になし。
・顔のむくみ → 特に変化なし。
・おなかのぽっこり → 特に変化なし・・・かな。。。。。
・手の甲の紅斑 → 紅斑は小康状態。
・脱毛 → 頭髪は森三中大島くらいな感じ♪
・その他 → 指のあかぎれ等々は小康状態。
今日は初めてのセカンドオピニオンを聞きに行く日。
朝早くから息子と娘の保育園登園の支度。
今日は新幹線の時間も考えると、保育園へ送っていくことができないため、
じいじにお願いして、私は母と一緒に駅へ向かうことに。
子どもたちには、夜寝ているときにお父ちゃんと一緒に帰宅することを約束して、
保育園へ送り出しました。
そして、私はいざ東京へ出発!
ちょうどいい時間のひかり号にのっていざ東京へ。
久しぶりの新幹線、富士山も見えていい気分でした。
私は新幹線の中で久しぶりの読書タイム♪
先日看護師さんに勧められた『自己治癒力の医学』って本をがっつり読んで。
イメージ療法でがんを克服した少年の話が載っているのですが、
なかなか興味深い内容で。
正直そこら辺に転がっているサプリメントよりも、自分の力を信じるところでは
信頼性が高いかな~と個人的にとても気に入りました。
たとえばボールを投げる動作にしても、自分がボールを投げるイメージを作ってから
体を動かすように、イメージから動作につながっていることと同じように、
自分の体も、そうしたイメージからコントロールができるのではと。
なかなか面白い内容で、もちろん成功するかどうかはわかりませんが、
『自己治癒力』にかけてみるっていうのは、とってもいいことだと思ったため、
イメージ療法も今後取り入れてみよう!と思いました。
さてさて、東京についてからは、お父ちゃんと築地近辺で合流。
お寿司を食べた後、病院へ。
さすが都内の大病院、ホテルのようなたたずまい。
さすがに土曜日ということで、人もほとんどいない感じで。
受け付けを済ませた後、問診票にいろいろと書きこみ。
連ドラを見つつ待合室で待っていると、30分ほどで呼び出しが。
先ほど事務室のほうで事務のおっさんかしら?!と思っていた方が先生で。
セカンドオピニオンを聞くことになりました。
さすが東京、先生も若いわね・・・・。
私たちが聞きたかったのは、以下の4点。
①投薬可能な薬とその投薬順序
②抗がん剤治療以外のその他の治療法があるのか
③治験などにチャレンジすることができるのか
④西洋医学的なものは別として、普段の生活で気をつけるべきことは
まずは私の現状を見るべく、傷跡を先生が見てくださり、
状態はかなりいいのでは。とのこと。
とてもほっとして話を聞いてみると、なかなかヘビーな内容で。
前段として、以下の話がありました。
・私の病気については、先生の見解ではかなり進行の早いタイプの
がんであるということ。
・トリプルネガティブということで、抗がん剤治療のみしか現時点では
対応できるものがないということ。
・術前に実施したACとタキソールについて、タキソールはほぼ効果がなかったと
みていること。
その上で質問についての回答は、
①について
投薬可能な薬は現在投与している薬も含めて、正直以下の3つ程度。
1)ゼロ―ダ+アバスチン
2)エリブリン(+オラパリブ)
※オラパリブは今国立がんセンターで治験中であり、
場合によってはそれに入ることができるかも。
3)ジェムザール+カルボプラチン
その他の薬もあるが、効果はあまり期待できないとのこと。
あとは、術前に実施したACに効果があったとみて、投薬のぎりぎりの分量まで
投薬することは可能であるが、あと数回の投薬だけのため、あまり延命としては
効果がないかも。。。とのこと。
投薬順序については、上記の1→2→3の順序でいいとのこと。
②症状の緩和のための放射線治療は実施する可能性はあるが、
手術も放射線治療も基本的には局所療法なため、現在の病状では
大きな効果は期待できないとのこと。
③治験については、①にも記載したトリプルネガティブの人を対象としたものも
あり、条件に合致すれば対応ができる。
ただし、治験に参加するためには、前回投薬していた薬を抜く期間がだいたい1ヶ月程度
必要であり、私のような進行が早いタイプの場合は、それがあだになる
可能性もあるため、治験参加には注意が必要とのこと。
また、国立がんセンターにはフェーズ1と呼ばれる新薬の実験にも参加することが
できるが、条件に合致するかと、治験同様、進行を考慮した対応が必要とのこと。
④その他の治療については、『治療』と名のつくものは、かえってストレスになるため、
自分の気分のいいことを積極的に取り組んでいくことがお勧めとのことでした。
また、全体を通して印象的だったのは、症状というのはだいたい感覚的なものが
重要で、自分が『よくなっているな』と思えばいい状態が多いし、『なんだか変だな』と
思えば悪くなっている傾向が強いそうです。
それは医師にも通じることで、検査をしなくても、だいたい医師が感覚で
よくなっているか悪くなっているかわかるそうです。
なるほど、やはり、感覚って重要なのね。
ということは、自分のことは自分が一番よくわかるので、自分の感覚を信じて
自分の力を信じて、いろいろと取り組んでいこうと改めて思いました。
それにしても、内容がなかなかヘビーだったため、正直帰りの車は
だんなといろいろとこれからのことを話しました。
病気になってからは主人が夫で本当によかったといつも思っていましたが、
この時ばかりは、彼と巡り合わせてくれた神様に
本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
いろいろと思うところはありますが、今私ができることを精一杯やっていくことが
よくなることにもつながるし、それが後悔しない一番のことだと思いました。
帰宅してからはすやすや眠る子どもたちの寝顔を見て、本当に幸せになりました。
そして、お風呂に入ってからゴリゴリ足つぼをして寝ました・・・・。
明日は我慢してくれた子どもたちのため、いっぱい遊ぶぞ~!と思いました♪
1)検査
・特になし
2)治療
①投薬治療
・プレドニン 10.0mg
・バクタ → 朝のみ
・パリエット → 朝のみ
・ゼロ―ダ
・ボナロン
3)体の様子
・傷口の痛み → 普段はほとんどない感じ。
・腕の筋肉痛 → 左の肩甲骨付近にやや違和感。
・足の筋肉痛 → 特になし。
・顔のむくみ → 特に変化なし。
・おなかのぽっこり → 特に変化なし・・・かな。。。。。
・手の甲の紅斑 → 紅斑は小康状態。
・脱毛 → 頭髪は森三中大島くらいな感じ♪
・その他 → 指のあかぎれ等々は小康状態。
今日は初めてのセカンドオピニオンを聞きに行く日。
朝早くから息子と娘の保育園登園の支度。
今日は新幹線の時間も考えると、保育園へ送っていくことができないため、
じいじにお願いして、私は母と一緒に駅へ向かうことに。
子どもたちには、夜寝ているときにお父ちゃんと一緒に帰宅することを約束して、
保育園へ送り出しました。
そして、私はいざ東京へ出発!
ちょうどいい時間のひかり号にのっていざ東京へ。
久しぶりの新幹線、富士山も見えていい気分でした。
私は新幹線の中で久しぶりの読書タイム♪
先日看護師さんに勧められた『自己治癒力の医学』って本をがっつり読んで。
イメージ療法でがんを克服した少年の話が載っているのですが、
なかなか興味深い内容で。
正直そこら辺に転がっているサプリメントよりも、自分の力を信じるところでは
信頼性が高いかな~と個人的にとても気に入りました。
たとえばボールを投げる動作にしても、自分がボールを投げるイメージを作ってから
体を動かすように、イメージから動作につながっていることと同じように、
自分の体も、そうしたイメージからコントロールができるのではと。
なかなか面白い内容で、もちろん成功するかどうかはわかりませんが、
『自己治癒力』にかけてみるっていうのは、とってもいいことだと思ったため、
イメージ療法も今後取り入れてみよう!と思いました。
さてさて、東京についてからは、お父ちゃんと築地近辺で合流。
お寿司を食べた後、病院へ。
さすが都内の大病院、ホテルのようなたたずまい。
さすがに土曜日ということで、人もほとんどいない感じで。
受け付けを済ませた後、問診票にいろいろと書きこみ。
連ドラを見つつ待合室で待っていると、30分ほどで呼び出しが。
先ほど事務室のほうで事務のおっさんかしら?!と思っていた方が先生で。
セカンドオピニオンを聞くことになりました。
さすが東京、先生も若いわね・・・・。
私たちが聞きたかったのは、以下の4点。
①投薬可能な薬とその投薬順序
②抗がん剤治療以外のその他の治療法があるのか
③治験などにチャレンジすることができるのか
④西洋医学的なものは別として、普段の生活で気をつけるべきことは
まずは私の現状を見るべく、傷跡を先生が見てくださり、
状態はかなりいいのでは。とのこと。
とてもほっとして話を聞いてみると、なかなかヘビーな内容で。
前段として、以下の話がありました。
・私の病気については、先生の見解ではかなり進行の早いタイプの
がんであるということ。
・トリプルネガティブということで、抗がん剤治療のみしか現時点では
対応できるものがないということ。
・術前に実施したACとタキソールについて、タキソールはほぼ効果がなかったと
みていること。
その上で質問についての回答は、
①について
投薬可能な薬は現在投与している薬も含めて、正直以下の3つ程度。
1)ゼロ―ダ+アバスチン
2)エリブリン(+オラパリブ)
※オラパリブは今国立がんセンターで治験中であり、
場合によってはそれに入ることができるかも。
3)ジェムザール+カルボプラチン
その他の薬もあるが、効果はあまり期待できないとのこと。
あとは、術前に実施したACに効果があったとみて、投薬のぎりぎりの分量まで
投薬することは可能であるが、あと数回の投薬だけのため、あまり延命としては
効果がないかも。。。とのこと。
投薬順序については、上記の1→2→3の順序でいいとのこと。
②症状の緩和のための放射線治療は実施する可能性はあるが、
手術も放射線治療も基本的には局所療法なため、現在の病状では
大きな効果は期待できないとのこと。
③治験については、①にも記載したトリプルネガティブの人を対象としたものも
あり、条件に合致すれば対応ができる。
ただし、治験に参加するためには、前回投薬していた薬を抜く期間がだいたい1ヶ月程度
必要であり、私のような進行が早いタイプの場合は、それがあだになる
可能性もあるため、治験参加には注意が必要とのこと。
また、国立がんセンターにはフェーズ1と呼ばれる新薬の実験にも参加することが
できるが、条件に合致するかと、治験同様、進行を考慮した対応が必要とのこと。
④その他の治療については、『治療』と名のつくものは、かえってストレスになるため、
自分の気分のいいことを積極的に取り組んでいくことがお勧めとのことでした。
また、全体を通して印象的だったのは、症状というのはだいたい感覚的なものが
重要で、自分が『よくなっているな』と思えばいい状態が多いし、『なんだか変だな』と
思えば悪くなっている傾向が強いそうです。
それは医師にも通じることで、検査をしなくても、だいたい医師が感覚で
よくなっているか悪くなっているかわかるそうです。
なるほど、やはり、感覚って重要なのね。
ということは、自分のことは自分が一番よくわかるので、自分の感覚を信じて
自分の力を信じて、いろいろと取り組んでいこうと改めて思いました。
それにしても、内容がなかなかヘビーだったため、正直帰りの車は
だんなといろいろとこれからのことを話しました。
病気になってからは主人が夫で本当によかったといつも思っていましたが、
この時ばかりは、彼と巡り合わせてくれた神様に
本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
いろいろと思うところはありますが、今私ができることを精一杯やっていくことが
よくなることにもつながるし、それが後悔しない一番のことだと思いました。
帰宅してからはすやすや眠る子どもたちの寝顔を見て、本当に幸せになりました。
そして、お風呂に入ってからゴリゴリ足つぼをして寝ました・・・・。
明日は我慢してくれた子どもたちのため、いっぱい遊ぶぞ~!と思いました♪
by ohisamawari | 2014-01-02 17:20 | 自宅療養生活*